ラバーブラシ ペットも喜ぶ肌触りと使いやすさを追求した材質と形状(株式会社タグチゴム)

ラバーブラシ ネコちゃん、ワンちゃんもブラッシングでうっとり

株式会社タグチゴムはゴム部品製造一筋、実績と技術継承、そして継続的な成長を目指して活躍する会社です。今回は、有限会社ビーボン社様の商品で、タグチゴムが開発に関わった動物用の多機能ブラシであるラバーブラシをご紹介します。しっかりしているのにソフトな100%シリコンゴム材質の動物用多機能ブラシ。主に犬や猫、ウサギなどのペット用のブラシとして利用されています。

商品開発のコンセプトはペットファースト

一般的なペット用のブラシは金ぐしです。金ぐしはペットの皮膚を傷めたりペットが痛がったりするので、「ペットがブラッシングをさせてくれずに困る」、という飼い主の声が多く寄せられていました。これがきっかけで、ペットも喜ぶブラシの開発の企画がタグチゴムに持ち込まれ、ペットファーストのラバーブラシの研究開発がスタートしました。それから2年をかけブラシの毛先に柔らかいゴムを採用するなど、何回も試作を繰り返すと同時に、モニターさんの意見も取り入れ満足のいく製品となりました。

特徴は、シリコン素材で長く使える、また毛を取る以外に皮膚のマッサージ効果もあり、利用者さんからも「猫ちゃん、ワンちゃんがうっとりしてブラッシングさせてくれるようになった」との声が寄せられました。その後もペットの飼い主さんの声をもとに、ブラシの材料配合を変えてブラッシングした後の毛のサラサラ感を出すように改良を加えて今の形状に至っています。まさにユーザーのニーズを捉え、一緒になって作り込み商品化に漕ぎつけた「匠の一品」です。

最近は展示会でも展示したり、今後はペットショーなどでも出展を検討中で、皆さまの目に触れる機会も増える見込みです。

ラバーブラシ やわらかいシリコン素材の毛先でペットの皮膚を傷つけません。

 

この記事の著者

窪田恭之

窪田恭之中小企業診断士

大阪府出身。1960年生まれ。1983年早稲田大学商学部卒業後、(株)ブリヂストンへ入社。一貫してタイヤ以外のゴム商材を扱う化工品(かこうひん)部門に所属し、工業用ゴム製品の販売促進・企画に携わる。その後事業企画や部門人事を担当。2023年5月に中小企業診断士登録し、現在は千葉県中小企業診断士協会に所属。専門家派遣や商工会の相談窓口として企業様の支援活動や研究活動を行っている。趣味は、ランニング、スキューバダイビング、スキー、ガーデニング。

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