「面白半分」に込めた、高度な成形トレー造形力(株式会社城南村田)

「面白半分」に込めた、高度な成形トレー造形力

「“餃子の街蒲田御三家”超リアル餃子トレー」

柔軟な発想と高い技術力が込められた本気の遊び
紙の卸売からスタートしM&Aで変革を遂げてきた城南村田は、チョコレートやクッキーなどギフト用お菓子のパッケージにおける真空成型トレーの金型設計および成形で高い技術力と一貫した生産体制に強みがある。3Dデジタルスキャンなど先端的なデジタル技術と木型師による繊細なアナログ技術の融合が同社の強みの源泉である。

今回ご紹介する「匠の一品」は、これら技術を惜しみなく投入しつつも、実用性が全くない「“餃子の街蒲田御三家”超リアル餃子トレー」である。「蒲田餃子御三家」と呼ばれる蒲田を代表する人気餃子三店の餃子をそのままトレーにした同商品は、同社オンラインショップ「面白半分商店」にて販売されている。

https://jonanmurata.thebase.in/

「売れない商品」だからこそ伝わる、高い総合力

餃子はひとつひとつ形が違い、「“餃子の街蒲田御三家”超リアル餃子トレー」には入らない。全く実用性がない「売れない商品」である。だからこそ、そこに込められた技術は他社に発注したものではなく、全て同社が持つ高い技術力で実現している。本物の餃子を冷凍して形状を安定させ、3Dスキャンして超リアルな3Dデータを作成。マシニングセンタで切削して、さらに木型師が繊細な最終調整を施し、原型を製作。その原型を基に黒色のPS樹脂を真空成型し、さらに金文字で店名を箔押しして完成する。

ユニークな発想の中に本気が垣間見える「匠の一品」である。

この記事の著者

岡本崇志

岡本崇志

演出、CGディレクター、プロデューサーとして映像分野で長年活動。CM、アニメ、企業VP、展示会映像、プラネタリウム、VR映像にて演出、制作、プロモーションを経験。 現在は、経営コンサルタントとして映像・写真などビジュアルをを用いた販売促進、マーケティング支援、補助金支援などを行っている。

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