板ばね~複雑な形状にも対応可能、まずはトミテックご相談ください~(株式会社トミテック)

浴槽を支える板ばね もとは、一枚の金属板

株式会社トミテックは、創業65年の実績を基に培った知識・知恵・技術を活かし、板ばねなどの高品質な精密ブレス部品を試作から加工・最終工程まで自社一貫体制で提供している企業です。今回は、株式会社トミテックが加工を手掛ける「板ばね」を紹介します。「板ばね」とは金属板で、ある一定以上のバネ特性を得た材質を使用して、用途に合わせた形状に成形を行った部品の総称です。
トミテックは、押さえる、挟む、固定する、圧をかける等の目的で自動車やOA機器などの工業製品に使用する「板ばね」を製造する一方、住宅設備にも使用される「板ばね」も製造しています。まず金型を作成し、一枚のステンレス板を順送プレス機で複数回プレスを行うことで一定の応力を有する複雑な形状の部品に加工しています。

65年の経験に裏打ちされた技術で最適な設計・加工を実施

「板ばね」は元々1枚の金属板を加工して作成されます。金属板といっても、様々な種類があります。金属素材だけを取り上げてもステンレス、銅合金、ベリリウム鋼、アルミニウム合金、特殊鋼など性質が異なる多くの素材があり、また、お客様の求める各素材の厚みも多種多様です。「板ばね」製作には素材の金属に関する正しい知識とお客様のニーズの正確な理解が要求されます。
トミテックの特徴はやはり技術力と生産・品質管理体制です。最も薄いもので板厚0.03mmの金属板を加工できる技術を有し、受注→金型設計製作→プレス加工の一貫生産を構築し、金型設計・作成を含めワンストップで対応することで、お客様のニーズに合わせた製品を短納期で提供しトータルコストの削減を実施しています。また幾重にもわたる検査を行う品質管理体制を社内に構築することで、高品質な製品を安定的に供給し、お客様の信頼を勝ち得て製品を量産化しています。
65年の歴史の中で培われた金属素材に関する知識と技術、金型設計・製作を含めた一貫体制によりお客様のトータルコスト削減する体制、不良品を出さない品質管理により作り出された「板ばね」はまさに「匠の一品」です。

住宅設備に使用される「板ばね」(右下)と材料のステンレス板(中央) 一枚のステンレス板を順送プレス機で複数回プレスし「板ばね」に加工する過程がわかる

 

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